BMW1シリーズ(F20) 駆け抜ける喜びの理由 (その2)

1シリーズ

その1は「BMW1シリーズ(F20) 駆け抜ける喜びの理由 (その1)

おかげさまで本業がずっと忙しく、かなり間が空いてしまいましたが、、BMW1シリーズ(F20)駆け抜ける喜びの理由の続きを書いていきます!

駆け抜ける喜びの理由3:荷物も意外と乗ります!

それって駆け抜ける喜びと関係あるの?と思いつつ、、でも車にとって結構重要なのがこの積載性!

Cセグメント、BMWで最も小さいグレードであるこの1シリーズ。特にFR最後の型となったこのF20の場合、エンジンレイアウトと後輪駆動用のセンタートンネル(車の床の下中央にあるボコって盛り上がっている箇所ね)などの関係で、どうしてもノーズが長くなり居住空間は狭めになってしまいます。それを嫌って次のF40型からは伝統のFRを捨ててFFレイアウトに変更したくらいなので、このタイプの明らかな弱点ではあるのです。

ですが、独身(パートナーあり)の私の利用範囲では、結論として積載量は全く問題がありませんでした。

むしろ結構乗るじゃん!

という印象です。

まず、滅多に利用しない後部座席ですが、友人を乗せて感想を聞いたところ、「狭いという感じはない」とのことでした。もちろんミニバンや大きなセダンに比べれば狭いのでしょうが、かといって苦痛を感じることもなく「普通に乗れる」レベルであることは間違いありません。

また、トランク容量ですが、まずハッチバック型で、トノカバーは取り外し可能となっているので、高さがあるものも問題なく入ります。これはこの後乗り換えて行くことになる3シリーズ、4シリーズにはない魅力です。

また後部座席が前側に倒れて、ほぼほぼフラットなトランクススルー状態になるので、荷物運び中心になる場合はこのモードにすれば、かなり大きなものまですんなり乗せられます。このトランクススルー、左右と真ん中の3分割で倒せるので、後部に二名乗って、真ん中だけをトランクススルーにして長いもの(釣竿など)を乗せる、といった使い方もでき、本当に便利です

また、このトランクススルー状態にすることで、後部座席からトランク部分にかけてほぼフラットな状態になるため、車中泊も可能なようです。(私は試したことはありませんが、試されているYouTubeなどがあります)

駆け抜ける喜びの理由4:日本の道にはちょうどいいサイズ

このBMW1シリーズ、BMWの中では最も小さいグレードということもあり、取り回しが良く日本の道にピッタリでした。

サイズは全長4,335 mm、全幅1,765 mm、高さ1,440 mm。

単独の車として見た場合、とても小さい!という感じはしませんが、3シリーズや、F40型と並べた場合明らかに小さく、可愛いサイズであることがすぐにわかります。

しかし、先ほど書いたように、積載量で問題があるということもなく、また日本の狭い裏道でも気にすることなく入っていけるまさに日本にピッタリのサイズ感なのです。

もちろん、ほぼどの駐車場(軽自動車専用には流石に入りませんが。。)にでも入れられるので、どこにだって軽やかに出かけていける、それでいてちゃんと速いし、ちゃんと曲がって楽しい。このサイズ感はF20型1シリーズの魅力の一つです。

 

駆け抜ける喜びの理由5:いかつすぎず、可愛すぎないバランス

そしてこのルックスです!

ややロングノーズ気味のボンネットの先端にはBMW伝統のキドニーグリルとそのロゴが配置され、この車がバイエルン自動車工場から届けられたドイツ車であることははっきりと主張しています。

この中期モデル以降からはヘッドライトも凛々しくなり、2022年の今見ても決して古ぼけた感じはありません。(前期モデルの垂れ目っぽいライトもあれはあれで絶妙のかっこよさだと思います!)

サイドから見るとこうです。ノーズが長いのがよくわかります。また、フロントタイヤからドアの付け根までの間が長く、伸びやかなデザインになっています。この長さをプレミアムレングスと呼び、高級車に多いFR仕様であることを外からも伺わせてくれます。

また、ウィンドウの後端がきゅっと切れ上がっているようなデザインになり、スポーティーな雰囲気が出ていますが、これもBMW伝統のホフマイスター・キンクというものとなっています。

F40ではこのホフマイスター・キンクもややまろやかになってしまっていますが、このF20ではくっきりと切れ上がって美しいラインを強調しています。

魅力たっぷりのF20型1シリーズはお値段もお手頃

いかがでしたでしょうか?

BMW最小とはいえ、他のシリーズにはない魅力もたっぷりあるこのF20型1シリーズ。

2022年7月現在の中古車平均価格は139万円。たった139万円でこの駆け抜ける喜び満載の車に乗れると考えるとコストパフォーマンスはかなり高いんじゃないかなと思います

車選びをされている皆さんに自信を持ってお薦めできるのがこの1シリーズですが、もちろん欠点が全くないわけではありません。

次回はその欠点を少し書いてみようと思います♪

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