元オーナーだからわかるBMW1シリーズ(F20)の欠点とは?

1シリーズ

ここまで、BMW1シリーズの素晴らしさを書いてきました。
その1は「BMW1シリーズ(F20) 駆け抜ける喜びの理由 (その1)
その2は「BMW1シリーズ(F20) 駆け抜ける喜びの理由 (その2)

私が購入したBMW1シリーズ、確かにとってもいい車だったのですが、もちろん欠点がないというわけではありません。今回は購入してから気づいたいくつかの欠点を書こうと思います

BMW1シリーズ(F20)の欠点1:燃費はあんまり良くない

これは、最近の車に比べて、、の話なのですが、私が乗っていた120i(1600CCガソリンターボ)の場合でカタログ性能でリッター16.6km。都会の街乗りメイン実測値で言うと10kmこえないくらいでした。しかも当然ハイオク。

ここは国産のハイブリッド車などに比べれば圧倒的に不利です。ただ、BMWお得意のディーゼルエンジンモデル(118d)にすればカタログ22.2km、実測でも13km/l以上出るようなので(しかも軽油!)、たっぷり走りたい方はディーゼルモデルを選ぶと良いかもしれないですね。

私自身は乗ったことないのですがトルクフルな走りがとっても良いと噂です

BMW1シリーズ(F20)の欠点2:安全装備が少し・・・

これも、ちょっと古い車なので仕方のないことでしょうが、F20の1シリーズにはBSM(ブラインドスポットモニター)の設定がありません。

私自身あまり必要性を感じてはいなかったのですが、やはりあるのとないのとでは大きな差があります。(のちに乗り換えた4シリーズでありがたさを知りました)

他の衝突軽減ブレーキとレーンチェンジ警告(白線を踏みそうになるとハンドルが振動しておしえてくれる)は装備されているので贅沢と言えば贅沢かもしれません。

BMW1シリーズ(F20)の欠点3:ACCの設定が限られている

そして、私が一番気になって、買い替える動機となったのがこちらです。

私が買った個体(2016年式120i)にはCC(クルーズコントロール)はついていたのですが、これは単に一定の速度を保って走ってくれるだけのもの。日本の道では基本的に役に立ちません。(北海道や深夜の高速などであればある程度は使えるかも?)

ACC(アクティブ・クルーズ・コントロールもしくはアダプティブ・クルーズ・コントロール)は設定したスピードを保ちつつ、前車との車間が詰まってきたら減速し、流れに合わせて速度を保ってくれる機能。今となっては結構当たり前に軽自動車にすら設定のあるこの機能、F20型では標準装備ではなく、私の物にも当然ついていませんでした。

こちらも、購入当初は特に必要性を感じていなかったのですが、ついていたCC機能を試したりしているうちにその有用性に気がつき、この機能が猛烈に欲しくなってしまったのですが後の祭り。これらの機能類は後付けできるような物ではなく、車体自体の乗り換え以外はその機能を体感できないという事態に陥ったのです。。

BMW1シリーズ(F20)の欠点4:車格が。。

こちらは欠点というような物ではないのかもしれませんが、やはりBMWでは最もボトムラインに位置するこの車、街ですれ違う3シリーズなどを見るとちょっと羨ましくなったりしたのは事実です。

120iはレアで滅多にすれ違うこともないし、いい車だから!と思いつつ・・・

無駄な見栄でしかないので、個人差はあると思いますが、BMWとはいえ、あんまり威張って乗るような感じでないことは事実でした。これは気にする私が愚かだと言われればそれまでで、何の反論もありません。

まとめ:大きな欠点はないが追加できない機能に要注意

ここまで振り返っても、大きな欠点と言える欠点はないように思います。

ただ、ほぼ初めて自分で車を買った人間にとって、ACCやBSMなど、追加できない機能についてはしっかり調べてから買おうね!という基本的なことを学ばせてくれた1台ではありました。

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